「女」が恐怖するセントバレンタインデーの功罪?
- セントバレンタインデー。この頃は単にバレンタインデー、あるいは単にバレンタインで済ますこともありだ。愛の告白は男から女へが当たり前でも、女から男への告白も構わないとする日がバレンタインデーだ。2月14日。
- チョコレートを贈る話はいつから始まったのだろう。チョコレートの売り手が何かの逸話から勝手に作り上げたものだろうか。経緯は如何であれ今は欠かせないアイテムになっている。愛の告白どころか全ての「女」がバレンタイン・チョコレートの強迫観念に苦しむ記念日になってしまった。
- Valentine's Day
- 期限はローマ時代って信じられないくらい古いね。
- 「女」は何を贈ったら贈った事になるのか?
- 「男」は何を贈られたら贈られたことになるのか?
- 「女」は「男」を格付けして贈るチョコレートを選ぶ。
- 「男」は「女」から贈られたチョコレートから格付けを知る。
- 格付けは恋愛感情の格付けと義理の格付けが交錯する結構複雑なものだ。
「女」へ
- 手作りは止めておけ。
- 手作りしていいのは、相手が家族。家族同然。既にお互いがオンリー。相手が子供。競争も何も無い平和な環境では手作りがベストだろう。「男」は手作りを貰ったら一件落着だが、次は「女」に支配される時代が迫っていると恐怖する瞬間でもある。「男」がときめきのない相手から手作りを貰ってしまったら、黙って1週間ほど会社を休みたくなるに違いない。
- 金を掛けてもいけない。量は多くても駄目だ。むしろ少ないほうが輝く。高額や大量は感謝はされてもリストには残れない。問われるのはセンス。有名ブランドの売れ筋商品は安心だけど、埋没するのは必至。其処には何の個性も無いから。
- 自分らしさを表現するチョイスを、海岸の砂の数ほどもあるチョコレートの中から探し出せるか?。
- ラッピングは最高の演出。中がメーカー品のチョコでもラッピングするだけで特別な意味が生まれ輝き始める。もちろん、ここでもセンスは試されるわけだが。
- 誰が考えたのか。こんな日があるから本来なら大人しい自分まで詰まらない狂騒の世界に駆り出されてしまう。迷惑な話だ。チョコレート業者はそれでも足りなくてホワイトデーを演出。今度はホワイトチョコレートを売りまくりたいらしい。
- もっとアダルトなら「ミモザの日」(3月8日)というのもあるのにね。花を贈ってくれる人が居たら静かに喜んでみよう。
うんざり
- 例え義理チョコでも安物を贈ればケチだと思われるか可愛くないと思われるか。
- 派手なら浪費家に見えたりしないか。自分を売りに橋って節操無く見えたりしないか。
- 私はそういうの嫌いですで通したくても女は自分一人じゃないし。
- この日に告白しなかったら権利放棄なのか。そんな馬鹿な。どうしてこの日に態度を決めなければいけないのか。
- 周りの男との距離感を決定しろと言われているみたいで本当に嫌だ。職場などならお局の取り決めに従えば義理チョコの部分は問題ないが、プライベートの部分は本当に面倒。年賀状でもあるまいし本当に止めて欲しい。
- 男はメッセージを発してこない女を諦めてしまうだろうか。